Enjoy! Hangul Computingについて


 CompuServeのOurWorldというホームページ開設サービスを使い、初めて「きょん☆あ Multimedia Labs.」を立ち上げた1996年3月当時は、まだインターネットも今ほど普及していない上に、日本語Windows上で使えるハングルフォントの入手などもままならない状況でした。ブラウザもNetscape Navigator 1.1Nなんてのが、まだ圧倒的なシェアを誇っていた時代です。
 幸い、作成者はハングルWindows 95を発売日に韓国で購入できましたので、早くからハングルと日本語Windowsの共存インストールや、両Windows間でのフォント、コードページファイル(*.nls)などの組み込み実験が可能な環境にありました。そこで、さまざまな実験の成果を広く紹介しようということで始めたのが、旧「Windowsでハングルを使おう(後のWinK Project)」のページです。
 しかし、Internet Explorer 2.0の末期になって、MicrosoftがハングルTrueTypeフォントとコードページファイルの無料配布を開始したのを機に、日本語Windows上でのハングル表示のための敷居は徐々に低くなってきました。
 現在ではInternet Explorer 4.0xならハングルフォントの自動インストールをやってくれますし、使用範囲はInternet ExplorerとOutlook Expressに限られるものの、ハングルの入力ソフト(IME 4.0)までがタダで配られるようになりました。今なおハマっている人の比較的多い電子メールにしても、とりあえず相手が韓国ISPのPOP3サーバーなら、Outlook ExpressとIME 4.0、あるいはBecky!とパラムさん作の「ヨンピル」さえ入れればなんとかなるところまで来ました。
 そんなこんなで今や、単に「Windowsでハングルを使う方法」を書いただけでは、情報のバリューはかなり低いものになってしまいました。

 「Windowsでハングルを使おう」から「Windowsでハングルを楽しもう」へと、全体的なテーマを変えて切り口も少し違ったものにしてみることを思い立ったのは、そんな自分のページのバリューが相対的に低下していることに気付いたのがきっかけです。
 とはいうものの、現時点でコンテンツの大部分は従来のものを引き継いでいるわけですが、今後はたとえば「NT 4.0でハングルDOSプロンプトを」のようなあまり役に立ちそうにないものも追いかけつつ、いちおう日本語圏におけるハングル・コンピューティングの先駆者(単に趣味歴が長いだけですが(笑))として、古くも懐かしい話から最先端の動向に至るまで、幅広くカバーして行きたいと考えています。その上で読んで面白く、実践して楽しいページを目指します。
 ここ、EHCことEnjoy! Hangul Computingの基本的なコンセプトは、「実践」と「活用」です。韓国・朝鮮リンクやきょん☆あビスタ・シリーズなども含めた、きょん☆あLabs全体に共通するテーマでもあるんですけどね。

 なお、このページでは日本語OS上でのハングル使用法を中心に紹介していますが、韓国(将来的には共和国も)との文書情報のやりとりに適さない環境(たとえばいわゆる「シフトKS」コードのプロダクト)については、基本的にあまり突っ込んで紹介していないか、あるいは最初から紹介の対象外としています。そういったものに価値がないと考えているのでは決してなく、作成者自身がそういう環境をほとんど利用していないからです(今では日本でもハングルWindowsが購入しやすくなりました。ハードディスクも安いですし、日本語のWindowsとのマルチブート環境が必要ならWinbootが無料で手に入ります)。ご了承ください。

 ちなみに、作成者は韓国のソフトハウスに籍を置く、その会社で唯一の日本人社員というのが本来の肩書きです(勤務地は東京ですが)。その会社では日本向けの製品(パッケージ・ソフトウェア)も発売していますが、このEHCに限っては同社製品に過剰に肩入れすることなく、可能な限り中立な立場で記事を書いているつもりです。しかし、書いたものをざっと眺めただけでも、やはり自社製品に関する記述が多くなっていたりします。どうかそのあたりは大目に見ていただけたら幸いです。

【1998年6月1日 作成者ことkyunga・記】


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Last Update : October 28, 1998
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